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月のない夜

ファイル 77-1.jpg

1小説表紙のオマージュのつもりです。
魔界からトリッシュを連れて帰ってきて、店の名前を変える。「悪魔も泣きだす」という皮肉がきいた店名だったけど、彼女の涙を見てその皮肉をやめた。そういう誠実なところがあるダンテはかっこいいなあ。自分は半分だし、正真正銘魔界生まれの悪魔が涙を流すのを見たのはダンテも初めてで(だからこそ価値がある)、どんなに尊いことか初めて実感したのかも。
誠実の意味を調べると「まじめで、真心があること」とか「真心」という言葉が必ず入ってて、それだ。まごころ。いい言葉。心といえば1のDVDブックの副題はsacred heartだった。もとはキリスト教の用語(聖心、御心)だけど、汎用としての意味は「尊い心。純粋で、気高い心」。ダンテのことかトリッシュのことか、どちらにも言えるし、やっぱり「心」が大事なテーマなんだよね。もっと具体的に言ってしまえば「愛」か。別に人類皆兄弟とかいう思想ではないけど、誰かを愛し思う心がある相手に対してダンテは誠実だし、そういう人間らしい心を尊んでいるというのは、特に1関連の書籍なんかを見ればよく分かる(というか設定資料集以外は1関連の書籍しか持ってないのでそれ基準でしか言えない)。
ダンテは心がかっこいいんだよ。その裏打ちがあるからこその言葉や行動。忘れないようにしないと。

まあなんと言いますか…。幸せな時間だってあるよね。

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