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先生の胃はブラックホール

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食事する時いつも好物しか出してなかったけど嫌いなものを出すとどう反応するかと思って全員に嫌いなもの出してみた。嫌がらせじゃないよ。先生はみんなのこともっと知りたいんだよ。
殿下の好き嫌いは味覚を失う前の好みに基づいてるんだろうけど(実際好きなもの出しても「子供の頃はこれが好きだった」という過去形)、嫌いなものはこれ1つしかない。が、好きなものも少ないので元々食事に頓着しないんだろうな。それでも言葉では「美味そうだな」って言うあたり、王族としての礼儀なのか、本音を隠し慣れているだけなのか…桃のシャーベットでは腹は膨れないと思います。
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露骨にしょんぼりしてる。フェリクス嫌いなもの多いんだよな。肉好きだから肉ゾーンは常連なんだけど甘いもの嫌いで野菜もあまり好きじゃなさそう。

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正直に言うアッシュ。それでも平民の出で一時期食うにも困っていた経験があるからか無駄にせず食べようとするのは偉い。

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苦手でも頑張るアネットらしい台詞。ゴーティエチーズグラタンって好き嫌いはっきり分かれてるよなあ。美味しそうに思うけど、独特の風味に癖があるんだろうな。肝心のシルヴァンは普通っていうね。

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大人の対応してるけど、声のテンションは下がっている。シルヴァンは「ファーガスの食事はまずいと気づいた」っていう話もするし、王国は寒くて土地が貧しいので、貴族といえど贅沢言わずに育ってるのかもなあ。

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全体的に青獅子のみんなは嫌いなもの少ないけど、フェリクスとメルセデスだけは多い。そのフェリクスの好みとは正反対でメルセデスは辛いものと肉が苦手っぽい。いやあ、甘いものと辛いものってそこまで相反する食べ物ではない気がするけど。

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なかなか見ないドゥドゥーのしょんぼり顔。好きなものが多く、嫌いなものが少ない、さすが青獅子のシェフ。食事に関する殿下とドゥドゥーのすれ違いを見ると切ないよな…

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ガラテア家はただでさえ裕福ではない上に飢饉にまで見舞われたため、食いしん坊イングリットでもそれを思い起こさせるような食事だけは苦手な様子。雑魚とか酢漬けとか。

こうして王国の食糧事情を考えると、フォドラの未来やら戦争なんかよりまずは自国で生きるのに精一杯だよなあ…って思うわ。貴族ですらこれだもん、一般庶民はもっと質素なんだろうし。そういう土地だからこそ王という求心力やセイロス教という心の拠り所が必要なんだと。美味しい物いっぱい食べさせてあげたい。